生きづらさを書いてきたので
そろそろ生きやすさについて
書いてみる。
生きやすさとは。
毎朝気持ちよく起きることができ、毎日決まった時間に、仕事に行く自分に納得している。
自分にとって、ちょうど良い仕事量で、報酬・給与にも納得している。
職場のコミュニケーションはスムーズで、人間関係で悩むことは少ない。
自分は家族に理解されていると感じており、家族には感謝しかない。
全然知らない人も、自分の味方だと感じる。
毎日が楽しくて仕方ない。
こんなところだろうか。
人間として生きていく上で、他人との関係は重要で、切っても完全に切りはずすことはできない。
特に職場は、家族よりも他人と長い時間を過ごす。ここで生きづらさを感じると、周りに合わせようと必死になり、結果的に自分のことがわからなくなる。
自分がわからなくなった人間は
どうすれば生きやすくなるのか。
それは
自分を深く知ること。
これが一番重要なことだと思う。
自分のことを知らなければ、適性がわからない。
大学の時に「自己分析」なんてのをやった記憶があるけれど
私には全然意味がなかった。
人間はそんなに単純ではない。
これが自分
と思っていた自分は、
実は大人になるまでの成長過程の間に、親や教育によって植え付けられた、考え方や習慣によって作り上げられたものだった。
要するに、
・自分のしたいことは、何かのために我慢するのが当たり前
・自分に厳しくするのは当たり前
・人に優しくするのは当たり前
・その場の平和のために、言いたいことは我慢するのが当たり前
・感情は、出さないのが当たり前
・生理痛が酷くても病院に行かないのが当たり前
などなど、沢山の当たり前を植え付けられて育ったものだから、本当の自分が違和感を感じていたにもかかわらず、それを無視することさえも当たり前となっていた。
沸いてくる自分の気持ちに、目を向けることもなければ肯定することもない。
本当の自分という種が芽を出していても、そちらに肥料は一切与えられず、早々に枯れてしまっていたのである。
本当の自分を知らないまま、就職活動をすると、とんでもないことになる(過去記事参照)。
自分を深く知ることで、自然と適切な仕事や人間関係に巡り合える。
私が自分を知るきっかけとなったのは、大学時代の友人との再開だった。
続く。