HAL

私の視点です。

ハラスメントって

判断基準1

言動が、従業員を育てる目的で行われたものか、それとも嫌悪の感情や退職に追い込む目的によるものか。

判断基準2

言動の内容が業務の改善のために合理的なものか。

判断基準3

言動の内容に被害者に対する人格的な攻撃を含んでいるかどうか

 

ハラスメントの判断基準だそう。

最初の職場は、毎日がハラスメントだった。

 

 以下当時の上司の発言

「正直者がバカを見る」

「一度言ったことが守れないなら退職」

「生理痛ぐらいで」

「つべこべ言わずにやれ」

(誰かの発言に対して)「信じられない」

などなど

 

まぁ

部署内の9割の人が

この上司を嫌っていたわけで。

 

上司が異動となり、皆ウキウキしていたら、

残念ながら新しい上司もハラスメント人間だった。

 

(前の上司と比べて)発言は大人しい代わりに、行動が酷かった。

 

ある日、

発注してあるはずのものが全くない。これがないと業務にならなず、顧客にも影響が出てしまう。

発注担当者に確認すると、発注したと強く言われた。

 

発注担当者は毎回決まった人物で、こんなぼんミスをしたことがない。

 

発注担当者は、上司にやられたと私に話した。

 

 

新しい上司と発注担当者は

二人でいるときは、表面上は仲良くやっているように見えていた。

立場は違うが、二人は同じ年齢だった。

 

しかし、1人になると

それぞれ私に

相手の愚痴を話してきていた。

 

 

発注担当者の言葉に

まぁそうだろうね~と内心思いつつ、業務をどうしようか相談し

代わりのもので、なんとかその仕事をやりきった。

 

業務に支障をきたしてまで人を陥れて、何が楽しいんだか。暇だよね。

 

私は板挟みとなっていたわけだが

めんどくさいのでどちらにも付かないように

愚痴は聞きつつも、中間的な発言と振る舞いをしていた。

 

そのせいか

その上司から、私はハラスメントや嫌がらせを直接受けることはなかったが、かなり迷惑である。

 

この職場は自分の人生に不要と感じていたので、折を見て私は退職した。

 

退職後、同期から前職の話を聞くことがあった。

新しい上司は、相変わらずハラスメントを楽しんでいたそうで

妊娠した後輩がターゲットとなっていたそう。マタハラである。

 

後輩には悪いが、その時私は笑ってしまった。

 

その後、何があったのか詳しい話は覚えていないが、その上司は自分から退職したそうだ。

 

ハラスメントで仕事にならないなんて、何時代だよ~

と当時も思っていたが、

 

現在の私のパートナーも

毎日深夜まで残業で、上司に会うたびにパワハラを受けていた。

彼は鬱と診断され、ドクターストップがかかり、長年勤めた会社を辞めた。

 

時代遅れの人間が

上司の立場になってはいけない。

でも、本人が時代遅れだと気付いていない。

自分の立場を使って思い通りに動かない人間にはハラスメントをして当たり前だと思い込んでいる。

そして、ハラスメントをハラスメントだと思っていない。

さらに、そこに喝を入れられる人がいない。

 

気付かなければならない人間が、かなり気付きにくい環境。

 

それが「いつの時代だよ」と

令和になっても同じ事を感じる理由。

 

 

100年くらいしか生きられないんだから、早く気づいた方がいいよ。

 

まぁそのうち、

強制終了される日が来ると思うけど。

 

 

人にしたことは、必ず返ってくる。

強制終了がどんなものになるのかは、ハラスメントの程度によるのかもしれない。